2014年7月30日水曜日

中古住宅の評価手法改善へ、価値の回復・向上で再評価 !/不動産事情


【基礎・躯体】長期優良住宅であれば100年超の耐用年数も許容。

国土交通省は、中古住宅の建物評価について、市場価値を築後20~25年でゼロとみる慣行があることから、
このほど「中古戸建て住宅に係る建物評価の改善に向けた指針」をとりまとめ公表した。

指針では、住宅を〈基礎・躯体〉と〈内外装・設備〉に分類。基礎・躯体については、
性能に応じて20 年より長い耐用年数を設定したり、
長期優良住宅であれば100年超の耐用年数とすることを許容する。

また基礎・躯体部分の機能が維持されている限り、
リフォームを行った場合は住宅の価値が回復・向上するととらえて評価するとしている。

今後は、評価方法を不動産市場や金融市場に定着させるために、
不動産取引・金融関係者による「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル」で、
評価ツールや実務指針、消費者にわかりやすい評価結果の見せ方などを検討する。

今年度に戸建て住宅価格査定マニュアルの改訂を進め、建物評価の改善に繋げる。

引用:【しずなび】不動産ニュース
不動産最新ニュース <2014年6月>
https://www.s-est.co.jp/column/column127.html

0 件のコメント:

コメントを投稿